道路標識の種類
道路標識には大きくわけて案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識などがあります。
道路標識
案内標識は、交差点から目的地に向かって案内する目的で設置されている物が多く交差点から50m前後、予告については、概ね200mから設置されているものがあります。
また、目的地までの距離、ここはどこなのか?など地名を分かるようにしたものなどもあります。
警戒標識
警戒標識は、道路を走行する際に、危険を知らせるものや注意深く運転するよう促すために設置されているものが多く該当箇所より30mから設置してあります。
道路の走行速度や車線数によって標識板のサイズが変わり、それに伴って支柱の寸法、基礎の寸法なども変わってきます。警戒標識は黄色の菱形の形をしています。
規制標識
規制標識は、自動車が安全に走行出来るよう、速度や車両が間違った方向へ進入しないように設置されているものがあります。標識によっては、罰則を伴うものがあります。
標識は、逆三角形や丸板、四角板の形をしたものが多く色彩は赤や青を使用した標識が多いです
指示標識
指示標識は、車両が通行する際、守る必要がある事を知らせるために設置されています。標識によっては、罰則を伴うものがあります。
標識は、四角板や五角形の形をしたものが多く色彩は青を使用した標識が多いです。
その他
その他、道路を使用する人にわかるようにした標識や、その地域特有の標識などがあります。
また、標識の意味を補うために補助的につけられたものもあります。
道路標識の設置については、土木共通仕様書に基づいて設置しています。
また、標準以外の寸法で設置する場合も多いのでその際は、強度計算して寸法を算定し発注者の承認を得た後に施工します。
道路標識施工例01
道路標識施工例02
警戒標識施工例
規制標識施工例
曲線部補助標識
道路標識は、基礎、支柱、標識板に大別され材料については、メーカーに依頼し製作発注します。材料が入荷したら発注者に承認を得た後工事にかかります。